shinmamasanのブログ

新米ママの子育てブログ

生まれたー!

4月14日

朝ご飯を食べて悶々としながら再びLDRの部屋へ

昨日1日であまり陣痛こなかったから

今日も来ないんじゃないかと思いつつ

いざ促進剤投与開始

 

2時間後

テレビと携帯を見ながら過ごしていたら

あれ…?

昨日の夕方くらいなら痛みに近づいてきたぞ?

助産師さんに伝え、一度内診してもらうと

「子宮口7cm(元々5cmまで開いていた)まできてるねー。午後には生まれると思うけど、旦那さんに連絡してきてもう?でも夕方になるかもしれないよ」

 

コロナ禍で生まれる直前に助産師さんがオッケーをだしたら

きてもらって立ち会いする決まりになっており

その時すでに10時半

旦那さんに連絡したところ、午後イチで生まれるかもしれないからと

産院に来てくれました

 

11時

お腹というよりも腰の痛みがひどく

かなり強めの力で腰を叩きつつ耐えていたところ

旦那さん登場

 

代わりに腰を叩いてもらい

陣痛が遠のいたときにボチボチ会話

 

12時

どんどん痛みが強くなってきて

殴るくらいの勢いで腰を叩いてもらわないと

耐えられないくらいになってきて

叩いている旦那さんに

「あざできそうなくらい強く叩いてるけど大丈夫?」

と心配されたほど

 

とうとう痛みに耐えきれなくなってきて

ちょくちょく様子を見にきてくれた助産師さんを

ナースコールで呼び、再び内診してもらう

「さっきと子宮口の大きさ変わってないね。

いきみたい感覚になったらまた教えてね」

 

いきみたい感覚なんて経験したことないから分かりません…

力入れてって言われれば

今すぐにでも力入れれます…

痛くなってるのに子宮口変わらないってどういうこと?

 

言葉に発せられない思いを巡らせつつ

また陣痛に耐えしのぐ

 

 

12時半

助産師さんが登場し内診

「子宮口が8cmまできてるから破水させて子宮口開く薬打つね。破水すると痛み強くなるよ。」

 

子宮口が開いた!

ん?破水させる?メスか何かで切るの?

え、それって陣痛と別の痛みあるの?

しかも促進剤打ってるのに

子宮口開く薬ってまた別にうつの?

そもそも陣痛の子宮口開くのってセットじゃないの?

 

疑問だらけのまま破水してもらい

(なんとなく分厚いものを触られて切られた感じで痛くなかった)

股から生ぬるいものが溢れ出ていき

そこから今まで以上の痛みに

 

それまでが痛みの限界だと思ってたけれど

腰だけではなくお腹も痛くなってきて

より上の痛みでした

 

 

13時

もう痛くて限界です

助産師さんにそう伝え、再び見てもらうと

「10cmになったから体勢かえるね」

 

やっと!ついにいきめる!うめる!

痛いながらも出口が見えたような明るい気持ちがでてきて

そこから分娩用に台が変わっていきました

 

ネットで3〜10回くらいいきんだら生まれてる人が多かったので

お腹に力いれて1桁のいきみで生みたい!と思い

助産師さんの言う通りに

"2回深呼吸してから大きく息を吸っていきむ"

を実践

(途中何度もアゴ引いて!と注意されました)

 

……?

あれ?

何回もいきんだのに生まれないぞ?

 

そんなとき先生登場

さらにいよいよ山場という雰囲気が部屋に漂います

 

先生の掛け声と共に再びいきむ

 

出てこない

 

すると先生から

「赤ちゃんの心拍心配だから吸引するね」

 

吸引するのか…でも引っ張ってもらえるならもう安心…

(でも吸引の機械が思ったより大きくて

身体に入るかと思うと恐怖でした)

そんな私の心の内が見抜かれたのか

 

「引っ張って僕たちは手助けはするけど

お母さんが頑張らないと赤ちゃんは出てこないよ」

 

と先生に言われ

また急に責任感が湧き

(この言葉がかなり心に響きました)

機械を入れ、助産師さんにお腹を押してもらいながら

いきむこと3回…

 

ドゥルン

この交換音がぴったりというほど

何か大きなものが身体から出たような感覚

 

生まれたんだー

と思ったら

 

「もう1回いきんで!」

 

といわれ更にいきむ

 

ひっかかりを助産師さんが上手く取り出すような感じで

完全に身体から出たような感覚がありました

 

 

13時19分

ジュニア誕生

 

おわったー!

…?あれ?よくドラマとかで聞く産声がない?

 

 

そう思ったのと同時に

「赤ちゃん元気だよー」

と先生に声をかけてもらい

離れたところで産声が!

 

よかった!ありがとうございます😭

 

自然と心からそんな言葉が出ました

 

そこからはあれよあれよと

胎盤がでてきて傷の縫合だったり

止血のためのガーゼを押し込まれたり

わけのわからない内に処置が終わりました

 

旦那さんは私に気を遣って

側にいてくれましたが

ジュニアの方に行っていいよと伝えたら

速攻移動笑

 

カンガルーケアして

旦那さんにもしばらく抱っこしてもらい

ジュニアは新生児室に連れて行かれました

 

コロナのため、旦那さんともここでバイバイ

 

しばらく休憩して私も宿泊する部屋に戻りました

 

達成感と安堵を覚えつつ

産むことがゴールみたいに考えていた私は

想像していなかった出産後の

悪露や身体の痛みについていけず

しかしホルモンのせいか眠ることもできず

また終わりのない怪我を負ったような気分で

その日の夜を過ごしました